2009年9月19〜22日
【本日の行程】 今回のレポ 暗いうちに横尾を出発し、屏風の取り付きに向かいます。 今回は雲稜3人、東稜3人という2パーティでそれぞれ行く予定です。(僕は雲稜) 前日に先輩がアプローチを確認してくれていたので、スムーズに取り付きに向かいます。 涸沢への登山道を進み、岩屋跡から渡渉地点に向かいます。 T4取り付きを目指して、1ルンゼを詰めていきます。徐々にガスも晴れて、正面には屏風岩が見えてきました。 T4取り付きです。言われている通り、アプローチではなく、実質、ルートの始まりです。 1P、2Pはフォローでしたが、意外に難しく・・。緊張感ありつつ、大きな壁に取り付くわくわく感で登りました。 T4を登ると、我々の先のパーティは3つ。1番目はずっと先に抜けており、実質2パーティ待ち、後続無し、という、連休&快晴ではとても恵まれた状態でした(´∀` ) いよいよ雲稜ルート、1P目に取り付きます。ハングまでは快調に登っていきますが、ハングではあっさりとA0(´∀`;) 2P目、細かいフェースで扇岩を目指します。V+ですが、微妙なところはA0,A1で抜けました。最初は1,2Pは全部フリーでって思っていましたが、そんなことは一回掴んでしまえば、どーでもよくなってました(´∀`;) 3P目。人工ルート。豊富にボルトは打たれているがリングがなかったり、かかっている細引も不安がありつつ。。。 単調な作業となりますが、ぐいぐい高度を上げていく感じは、とっても楽しかったです(´∀` ) 4P目。10mほどのトラバースですが、リードは遠慮させてもらいました。(´∀`;) 雲稜からは、ルンゼに入るまで右手に目を向けると東稜ルートが見え、垂直なスカイラインに体を投げ出したクライマーが、かっこよく見えます(´∀` ) 5Pから最後までリードさせてもらいました。5P目は、出だしから右手に回ってルンゼに入り、ピッチを切りました。クラック沿いに行くこともできるでしょうが、ボルトがなくて、緩いほうを登りました(´∀` ) 6P目。快適なスラブをフリクション効かせて、ぐいぐい高度を稼ぐ快適なピッチとありましたが、、、 6P目、ビレイ点はせまく、先行パーティが詰まっていたため、しばらく壁にへばりついて停止。 7P目。今回は同ルートを懸垂としましたので、定石通り、屏風の頭に抜けるIII級程度の草付きルンゼは省略として、最終ピッチとします。 最後は懸垂大会です。4回の懸垂でT4テラスに戻りました。 T4尾根の取り付きまでも残置ロープも利用しながら、懸垂を繰り返して取り付きまでおります。 無事に屏風岩を登り切り、東稜パーティも無事に降りてきて、大満足の一日でした(´∀` ) |