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2009年9月19〜22日

穂高 屏風岩 雲稜ルート他

メンバー: TK氏、N氏、KM氏 他

【本日の行程】
20日 5:15横尾〜6:10 T4尾根取り付き、7:05 T4登攀開始〜8:40 雲稜取り付き、
     9:10雲稜ルート登攀開始〜10:40扇岩〜15:15登攀終了、17:10T4尾根テラス〜19:30横尾着

今回のレポ
19日入山20日屏風岩21日涸沢22日北穂高岳

暗いうちに横尾を出発し、屏風の取り付きに向かいます。

今回は雲稜3人、東稜3人という2パーティでそれぞれ行く予定です。(僕は雲稜)

前日に先輩がアプローチを確認してくれていたので、スムーズに取り付きに向かいます。
朝は霧が立ち込め、展望も良くなかったですが、だんだんと視界が開けてきました。

涸沢への登山道を進み、岩屋跡から渡渉地点に向かいます。
ロープも渡されているところがあり、水量も少なく、濡れずに渡ることができました。

T4取り付きを目指して、1ルンゼを詰めていきます。徐々にガスも晴れて、正面には屏風岩が見えてきました。

T4取り付きです。言われている通り、アプローチではなく、実質、ルートの始まりです。
我々よりも前に、数パーティ取り付いていました。

1P、2Pはフォローでしたが、意外に難しく・・。緊張感ありつつ、大きな壁に取り付くわくわく感で登りました。
3Pはコンテで、4Pは最後はチムニーもありビレイしてもらって登ります。

T4を登ると、我々の先のパーティは3つ。1番目はずっと先に抜けており、実質2パーティ待ち、後続無し、という、連休&快晴ではとても恵まれた状態でした(´∀` )

いよいよ雲稜ルート、1P目に取り付きます。ハングまでは快調に登っていきますが、ハングではあっさりとA0(´∀`;)

2P目、細かいフェースで扇岩を目指します。V+ですが、微妙なところはA0,A1で抜けました。最初は1,2Pは全部フリーでって思っていましたが、そんなことは一回掴んでしまえば、どーでもよくなってました(´∀`;)

3P目。人工ルート。豊富にボルトは打たれているがリングがなかったり、かかっている細引も不安がありつつ。。。

単調な作業となりますが、ぐいぐい高度を上げていく感じは、とっても楽しかったです(´∀` )

4P目。10mほどのトラバースですが、リードは遠慮させてもらいました。(´∀`;)
足元がすっぱり落ちていて、ホールドも脆いところがあり、ちょっとビビりながらギア回収です。
逆にそのほうが怖かったり。

雲稜からは、ルンゼに入るまで右手に目を向けると東稜ルートが見え、垂直なスカイラインに体を投げ出したクライマーが、かっこよく見えます(´∀` )

5Pから最後までリードさせてもらいました。5P目は、出だしから右手に回ってルンゼに入り、ピッチを切りました。クラック沿いに行くこともできるでしょうが、ボルトがなくて、緩いほうを登りました(´∀` )

6P目。快適なスラブをフリクション効かせて、ぐいぐい高度を稼ぐ快適なピッチとありましたが、、、
意外になめらかな岩で、コケコケで足場も悪かったり、緊張のピッチでした。。
まぁ、怖いところは、華麗にA0決めながらですが(´∀`;)

6P目、ビレイ点はせまく、先行パーティが詰まっていたため、しばらく壁にへばりついて停止。

7P目。今回は同ルートを懸垂としましたので、定石通り、屏風の頭に抜けるIII級程度の草付きルンゼは省略として、最終ピッチとします。
最後は支点がなく、困難ではなかったですが、ランアウトする距離が長くなってしまい、足場も悪いところがあり、微妙な緊張感を得ながらフィニッシュです。

最後は懸垂大会です。4回の懸垂でT4テラスに戻りました。

T4尾根の取り付きまでも残置ロープも利用しながら、懸垂を繰り返して取り付きまでおります。
そのころにはすっかり日が沈んでしまい、1ルンゼはヘッデン頼りに降りて行きます。

無事に屏風岩を登り切り、東稜パーティも無事に降りてきて、大満足の一日でした(´∀` )

今回のレポ
19日入山
20日屏風岩
21日涸沢
22日北穂高岳

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