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2009年8月2日

浦石峡
山口県 西中国山地 錦川水系

同行者:TK氏、W氏、F氏、TS氏

今回は、山口県にある寂地峡の近くの浦石峡に行ってきました。

今年初の沢です(・∀・)

入渓地点は高根橋の上から直接浦石峡に降ります。
本流の宇佐川にどこか降りるところがあれば、そちらから回ったほうが早いかもしれませんが、
周辺には見当たらず。
いきなりの25m懸垂で始まります。しょっぱなから下が見えない懸垂でドキドキ(・∀・;)

水もきれいで、久々の沢にわくわくです(・∀・)

最初の滝(F1:カンス淵)ですが、いきなり釜を泳いで、取り付きます。
早速のスイミングに皆どうぞどうぞと譲り合ったり。。
まだ朝の水は冷たいですねー

事前に調べていたよりも水量は多いです。
F2は僕は泳いで真中から取り付きましたが、水流に負けずに取り付ければ後は楽でした。

へつったり泳いだりの釜・小滝が連続する沢です。
入渓から一時間くらいで県道、中国自動車道の下をくぐります。

先日の大雨で、割とコケがそぎ落ちてたりしてる感じです。また流木も流れ切ったのか、少ない印象でした。

おもしろい地形の廊下が続いてあきません。

F4は2段ある滝で、ゴルジュなので高巻きポイントでいったん待機として、TSさんとちょっと2人で偵察。
1段目はへつって難なく上がり、そこから2段目を見ます。

水量は多くて、取り付きまで泳ぐのはちょっと骨おれそうです。
よくみると左岸に残置支点がありました。
しかしながら、後続は高巻きを決めたので、水量に気遅れもしてたので、我々も戻って高巻くことに。
巻いたあと落ち口から覗き込んだ感じでは、割とホールドもしっかりあって、登攀はそんなに難しくなさそうでした。

狭い廊下が続く渓谷なので、空が狭く、うっそうとした感じですが時々日が差し、
気持ちいい遡行が続きます(´∀` )

F5。割と水流が強そうで、メンバーは釜に入らず左岸手前から高巻き。
僕は滝左岸に取り付き、中央から右岸に移る時にあっさり水流に体をはじかれてドボン(´∀`;)
もう一回トライして、左岸直登で、クリアしました。
水流が弱ければ、右岸側に移ったほうが苔がなくて登りやすそうにも感じました。
落ちても安全な釜の上のトライは思い切っていけて少し楽しかったっす(・∀・)

このあと、昼食にきゅうり・トマト入り温ソーメンで腹を満たしました(´∀` )

『アベウシの滝(F6)』では、メンバーは手前から高巻で行きましたが、FIXロープ使わせてもらいながら、
滝の直登を楽しみました。
特に困難なところはなく、ときどき水流に押されることもありましたが、ホールドもしっかりして問題
なかったです。ただ、残置もなく、支点取りにくい感じはあります。

このルートの核心と言われている、『コヤの谷の瀬戸(F7)』は取り付いて残置までが核心。
足がかりが乏しいですが、残置が2つ並んでいるので、それを使って乗り越えればあとはガバが続きます。
ここで自分の沢足袋のフリクションの無さを非常に感じてしまい、そろそろ新調しようかと。。。

水流が少なければ直登も問題ない感じでしたが、ここでまた泳ぐのも・・・と、アイコンタクトであっさり巻きました。

白立つ滑を快適に登って行きます。

木目の滝下。左岸側から登って行きます。念のためロープも出しました。上部にはピンが打ってありました。

上部の木目の滝です。ここを登ると左岸側にはすぐに林道が走っていて、出渓できます。
滑の上できれいに足下とか体の泥を落として、スニーカーにその場ではき替えられるので、
いつになくきれいな状態で沢から出られました。

浦石峡は登攀対象となる滝もいくつもあり、釜、へつり、登攀と終始飽きさせない沢でした。
甲川を少しコンパクトにしたような感じですかね。
ここはまた機会があればぜひ来たいと思いますし、今度は全部直登したいですね(・∀・)ノ

やっぱり夏は沢!(´∀` )

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