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2008年11月9日(土) くもり

雪彦山 地蔵岳東稜 ノーマルルート

同行者:T氏、H氏

今回は紅葉真っ盛りの雪彦山へ岩登りに行って来ました(´∀` )

昨年来たときは、地蔵岳の大テラスからすべり台、凹角正面壁でしたので、初めてのルートです。

前日までの雨でどうかと思いましたが、まったく問題なかったです。

緑に鮮やかな赤がとってもきれいでした。これで天気がよければ、最高でしたよ。

すっかり落ち葉に埋もれたアプローチを進みます。

 

取り付き到着してびっくり。先行5パーティです(゜Д゜;)

1時間待って登り始めます。眼下には鮮やかな紅葉が広がります(´∀` )

1ピッチ目はところどころあるポケットを頼りに緩斜面のスラブを登ります。一気に大テラスまではロープが足りないので、30mほどでピッチをきります。支点はいくつかあるので、先行パーティとかぶらない位置で取りました。 3人でしたので、僕は最初はラストでした。

2ピッチ目のスラブは、そのままつるべでリードします。込み合っていたので、順番待ちで、大テラスにある立ち木に支点取らせてもらいました。ボルトもあるので、先行パーティはそこでとってました。

ここから見るすべり台はやはりつるっつるの垂壁にみえますねー。すべり台までの下りのトラバースがこわい。

3ピッチ目はコンテで移動です。先行パーティはロープだしてましたが、ビレイポイントとなる立ち木まで問題ありません。背後にある不行岳を登っているパーティがいました。

4ピッチ目はカンテですが、小さい足場で順番待ちです。そのとき、上から「ラクー!」と声がかかったので、お?と思ったら、右肩にコブシくらいの落石受けました。何事も無かったですが、びっくりでした。ここ、上部少し浮いてますね。

出だしをヨッコラセと越せば、他問題ないです。カンテにアタマ突っ込み過ぎないように。

5ピッチ目はコンテで馬の背下まで移動です。下からみた馬の背はまるで階段です。

 

6ピッチ目、馬の背はリードですが、まさに階段でした(´∀` )
途中のうわさの遭難碑のところでは、ロープの流れが悪くなるので、長めのスリングで支点とります。

7ピッチ目は10mほどのコンテ。
途中の背になっているところは、 最後のフェイスが正面から見えます。

 

先行パーティはルートに悩んでいたらしく、左から巻いたパーティ、直登したパーティ、トラバースして、左上するパーティと色々でした。

8ピッチ目、最終ピッチです。凹角を立ち木まで登り、右にルートを取ります。切り立った壁での小さい足場のトラバースは少々緊張しますが、リーチがあれば、しっかりホールドがつかめるので、ひょいと足を伸ばせば難なく越せます。その後は、ルートを直上して、終了となります。

山頂は先行パーティと一般の登山者がいました。流石に肌寒かったですが、ここで昼食をとり、下山開始します。

晴れていたらどれだけきれいだったか。ドピークの紅葉。

さて、本日の核心部、一般登山道の下山です。。まじこわい。

東稜だけでもルートは色々あるし、機会があれば何度でも足を運びたい岩場です(´∀` )

鷲ノ巣よりもホンチャンっぽくていいです。

帰りに下山報告した際に、大山冠雪の情報もらいました。まもなく冬ですねー。バイル・・。

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