2008年10月25〜26日(土・日)
同行者:T氏、H氏 今回は、北アルプスの槍沢に突き上げている、赤沢山(2670m)登攀に行ってきました!
上高地に到着すると、すっかり秋の装いで、カラマツの紅葉がキレイでした。穂高連峰もくっきり見えてます。 登攀道具と共同装備でずっしり重くなったザックを背負ってババ平のテン場を目指します。 明神池前です。明神岳もくっきり見えて、青空ものぞかせるいい天気です。 徳沢越えて、今回のターゲット赤沢山が前方に見え出しました。(´∀` ) 横尾から見る屏風岩。大迫力ですね。 ニの俣の手前にある橋がペンキ塗り作業中で、なぜか足場が一枚板渡しているだけで、 槍沢ロッジに到着すると、小屋閉めの作業にスタッフが終われてました。 いよいよ赤沢山が近づいてきます。ニの俣からの登りは重い荷物を背負っているので、かなりきつかったっす。。 ババ平のテン場に到着です!残念ながら、冬支度のために水場は閉鎖されてました。 明日登攀予定の赤沢山を目の前にしながらテントを設営して、晩御飯の準備します。 明日、登攀予定は大スラブルート、奥壁の連続登攀、標高差500m強、17ピッチの大きなルートです! 岩の大きさに圧倒されます。ほんとに登れるのか!?(・∀・;)もう、ビビリまくりです。 先日登った龍の口山だと2個分、いつも登っている甲岩だと20個分を一気に登攀することになります! あまり登られていない壁であるため、事前にアプローチの道を確認して、明日に備えます。アプローチはババ平から少し登山道を登って、しっかりした踏み後のある涸れ沢筋に歩きます。 秋のつるべ落としで一気に日は沈みます。あっという間に真っ暗になりました。 明日の登攀ルートの確認と、エスケープ判断と下降ルートについて、場面場面での状況判断を確認しあいました。限られた時間の中での登攀でしたので、本日の行程時間を考慮して念入りに決めました。そのおかげで、次の日のプランが明確になり、最初はスケールに圧倒されていた気持ちが落ち着き、テンションが上がってきました。 晩御飯を食べて、19:00前にはすっかり寝てしまってました。 いよいよ明日は大ルートに挑戦です! ⇒つづく
|