2008年8月13日(水) 晴れ
お盆なので、ご先祖様の霊を供養しに、滝に打たれてきました(´∀` ) 今回は、鳥取県東部の扇ノ山山域にある来見野川の支流、木地山谷です。 今日もいつものように、道具を準備するときに指差し確認しながら、沢に入ったときに必要なものを忘れないように準備しました。食事も、着替えも、道具もばっちりでした(´∀`
) が。 ザ、ザ、ザ、ザックが無い!(゜Д゜;)ザザザザック? ああ、今日は、供養に行くのだから、ザックは要らないし!(´∀` ) いや、沢登りに来たんだし・・・(゜Д゜;) 荷物の小分けに使っている巾着をギアラックにぶら下げれば・・・ さて、前置きはこれくらいで、レポートです(´ー` ;) 今回の来見野川は本谷などは有名ですが、木地山谷の所は滝が連続する沢という記録はあっても、情報が乏しいため、どんなところかドキドキです。 諸鹿の集落を抜けて、橋の袂に車をとめて、林道に入ります。林道は沢と何度か交差してます。 林道にかかる最後の橋(4つめ?5つめ?)を越えたところから沢に入ります。 水量も豊富で様々な地形が現れて楽しませてくれます。 程よくウォーミングアップしながら、遡行をつづけます。水もきれいですし、快適です(´∀` ) 最初の大きな滝(滝@)です。左岸から直登を試みますが、非常に脆い岩と、滑りやすいため直登は断念しました。すぐ脇の草付きを登りましたが、こちらも垂直に近い壁に泥がかぶさっていて、2箇所支点を取ってロープ出して登りました。 3〜5mの程よい滝も次々現れ、また、倒木が少ないためテンション上がります(´∀` ) 3つの沢が合流する地点に来ました。なんと、3つの滝に囲まれている素敵な場所です! 三叉路左岸側の10mほどの斜瀑です。この上も斜瀑が続き、上から下まで20mくらいはあったかも。最後は垂直の10mほどの滝がドーンとあり、いきどまってます。 三叉路の中央にある滝です。なにやら修行している人がいましたので、ご先祖様を供養するために滝に打たれるのは中止せざるを得ませんでした。(´・ω・`) 三叉路右岸側の本流にある滝(滝A)です。右岸側から登ります。この奥にも5mほどの滝があります。上の滝をロープなしで登ろうと試みましたが、しばらくモジモジしたあと、メンバーが登るのを横目に、へたれっぷりを発揮して巻きました(´・ω・`)ウーン。 またしばらく快適な沢が続き、3m前後の滝が6段もある連瀑がありました。とてもキレイでしたよ(´∀` ) 連瀑を抜けると、この谷最大と思われる滝(滝B)が現れます。右岸側から登りますが、割とホールドもしっかりあります。また、滝の落ち口手前にハーケンが打ってあります。しかしながら、落ち口から奥のビレイできる場所までは、足場がなく、トヨになっている落ち口はすごい勢いだし、ホールドも乏しく、天国のじーちゃんからお呼びがかかるんじゃないかというくらい怖かったです。(゜Д゜;) 今回の遡行での最後の滝(滝C)にたどり着きました。(´∀` ) 最後の滝を越えると、水量はぐっと減り、二又となっている地点で遡行終了としました。 沢から30mほど右岸を登ると、立派な廃道があり、快適に下山します。 やっとの思いで斜面を下り、最初の大滝をこえたあたりから沢を下ります。林でどろどろになった身体を洗うように、滝つぼでチャプチャプしながら下っていると、おもいっきりずっこけて、頭から全身水浸し、防水加工のないカメラは水没・ご臨終でした。。。まさか、カメラが天国のじーちゃんから呼び出しを食らうとは・・・。 その後は、全身水を浴びながら、釜ではしゃがみこみ、トヨは滑らなくても無理矢理滑ったり、入渓地点のプールは岩の上から飛び込んで、キレイさっぱり身体を洗って沢を出ました(・∀・ ) 思いがけずとてもイイ沢でした。遡行図がなかったので、GPSのデータと写真を元に滝の位置をプロットしてなんちゃって遡行図を作りました。※高さは推定です。 駐車地点9:30−入渓10:10- 滝@10:40−三叉11:50−昼食− 滝A12:30−滝B13:00−滝C14:00− 遡行終了14:20−駐車地点16:15 ちなみに、カメラが壊れたことをいつ嫁に伝えるか迷っています・・・(´・ω・`)ウーム。。じーちゃんの墓参りのときに言うか・・。 |